トップ
>
色街
ふりがな文庫
“色街”の読み方と例文
読み方
割合
いろまち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろまち
(逆引き)
「まだいうかっ。あらぬ
讒訴
(
ざんそ
)
もいい加減にしろ。ははあ、なんだな、何かきさまこそ、わしの留守中に、
色街
(
いろまち
)
の
妓
(
おんな
)
にでもひッかかって」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
倉田工業から電車路に出ると、その一帯は「
色街
(
いろまち
)
」になっていた。電車路を挾んで両側の小路には
円窓
(
まるまど
)
を持った待合が並んでいる。夜になると夜店が立って、にぎわった。
党生活者
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
私の宿の近所は
色街
(
いろまち
)
で、怪しげな
灯影
(
ほかげ
)
に
田舎女郎
(
いなかじょろう
)
がちらちらしています。衰えた漁村の
行燈
(
あんどん
)
に三味線の音などこおりつくようにさむざむと聞こえます。近状知らせて下さい。
青春の息の痕
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
色街(いろまち)の例文をもっと
(10作品)
見る
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
街
常用漢字
小4
部首:⾏
12画
“色街”の関連語
花柳
花柳界
花町
“色”で始まる語句
色
色彩
色々
色沢
色合
色紙
色艶
色褪
色気
色香
“色街”のふりがなが多い著者
小林多喜二
倉田百三
佐々木味津三
吉川英治
豊島与志雄
野村胡堂