ゆる)” の例文
旧字:
王問うてその鐘に血を塗るため殺されにくを知り、これをゆるせ、われその罪なくしておののきながら死地に就くに忍びずと言う。
下から火を放って台を焼けば、恐れて孔叔(悝)をゆるすに決っている。火をけようではないか。火を!
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)