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舎利
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しやり
ふりがな文庫
“
舎利
(
しやり
)” の例文
旧字:
舍利
抛下
(
はうか
)
す、
吾家
(
ごか
)
の骨董羹。
今日
(
こんにち
)
喫
(
きつ
)
し得て
珍重
(
ちんちよう
)
ならば、
明日
(
みやうにち
)
厠上
(
しじやう
)
に瑞光あらん。糞中の
舎利
(
しやり
)
、
大家
(
たいか
)
看
(
み
)
よ。(五月三十日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
二人が
舎利
(
しやり
)
も
魂魄
(
たましひ
)
も粉灰にされて消し飛ばさるゝは、
拙
(
へた
)
な細工で世に出ぬは恥も却つて少ないが、遺したものを弟子め等に笑はる日には馬鹿親父が息子に異見さるゝと同じく
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
一旦念つたら骨が
舎利
(
しやり
)
に成らうとも、決して志を変へんと云ふのでなければ、色でも、恋でも、何でもないです! で、
若
(
も
)
し好いた、
惚
(
ほ
)
れたと云ふのは
上辺
(
うはべ
)
ばかりで、その実は移気な
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
舎利
(
しやり
)
ノ
御剣
(
ぎよけん
)
を
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“舎利”で始まる語句
舎利弗
舎利塩
舎利頭
舎利別
舎利塔
舎利蔵寺
舎利弗尊者
舎利無二斎
舎利甲兵衛