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厠上
ふりがな文庫
“厠上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しじょう
66.7%
しじやう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しじょう
(逆引き)
「
厠上
(
しじょう
)
」のほうは人によると現在でも適用するかもしれない。自分の知っている人の内でも、たぶんそうらしいと思われるほどの長時間をこの境地に安住している人はある。
路傍の草
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
彼は度たび本を前に夜を徹したことを覚えている。いや、
几上
(
きじょう
)
、車上、
厠上
(
しじょう
)
、——時には路上にも熱心に本を読んだことを覚えている。木剣は
勿論
(
もちろん
)
「水滸伝」以来二度と彼の手に取られなかった。
大導寺信輔の半生:――或精神的風景画――
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
厠上(しじょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
しじやう
(逆引き)
抛下
(
はうか
)
す、
吾家
(
ごか
)
の骨董羹。
今日
(
こんにち
)
喫
(
きつ
)
し得て
珍重
(
ちんちよう
)
ならば、
明日
(
みやうにち
)
厠上
(
しじやう
)
に瑞光あらん。糞中の
舎利
(
しやり
)
、
大家
(
たいか
)
看
(
み
)
よ。(五月三十日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
厠上(しじやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“厠上”の意味
《名詞》
厠(便所)の上。便所に入っている最中。
(出典:Wiktionary)
厠
漢検1級
部首:⼚
11画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“厠”で始まる語句
厠
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厠戸
厠溷
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厠臭
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