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自任
ふりがな文庫
“自任”の読み方と例文
読み方
割合
じにん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じにん
(逆引き)
君は
中位
(
ちゅうぐらい
)
を以て
自任
(
じにん
)
出来ない男だ。——いや、君ばかりじゃない。近代の人間と云うやつは、皆中位で満足出来ない連中だ。そこで勢い、
主我的
(
イゴイスティック
)
になる。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
此
(
これ
)
は是れ
伊川
(
いせん
)
みずから
此
(
この
)
説を造って禅学者を
誣
(
し
)
う、伊川が良心いずくにか
在
(
あ
)
る、と云い、
管
(
かん
)
を以て天を
窺
(
うかが
)
うが如しとは
夫子
(
ふうし
)
みずから
道
(
い
)
うなりと云い、
程夫子
(
ていふうし
)
崛強
(
くっきょう
)
自任
(
じにん
)
す、聖人の道を伝うる者
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
通人
(
つうじん
)
を以て
自任
(
じにん
)
する
松風庵蘿月宗匠
(
しょうふうあんらげつそうしょう
)
の名に
愧
(
はじ
)
ると思った。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
自任(じにん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“自任”の意味
《名詞》
ある任務が自分にふさわしいと思うこと。
自分の才能などが他より優れていると信じること。自負。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
“自”で始まる語句
自分
自
自然
自棄
自惚
自由
自暴
自家
自動車
自宅
“自任”のふりがなが多い著者
幸田露伴
永井荷風
芥川竜之介