トップ
>
腹切
>
はらきり
ふりがな文庫
“
腹切
(
はらきり
)” の例文
御徒町の
腹切
(
はらきり
)
と人の噂を聞きまして、愚作なれど一冊のお話に
纏
(
まと
)
めました、松と藤のお話でございますが、先ずこれで
全尾
(
ぜんび
)
でございます。
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
腹切
(
はらきり
)
の形も最初は
真中
(
まんなか
)
へ
棒差
(
ぼうざし
)
に
突
(
つゝ
)
込んで
直
(
す
)
ぐ
後
(
うしろ
)
へ倒れるのであつたが、最後の稽古の日に徳永柳洲が教へて遣つたので
何
(
ど
)
うにか見られる様に成つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
わたしはこの人たちによって、不完全ながらも「
鞘当
(
さやあて
)
」や、「
熊谷陣屋
(
くまがいじんや
)
」や、「
勘平
(
かんぺい
)
の
腹切
(
はらきり
)
」や、劇に関するいろいろの知識を幼い頭脳に吹き込まれた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「いかにも。それほどの盗賊に罪人は一人もあがらぬとは、八州の
腹切
(
はらきり
)
ものだ」
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“腹切(
切腹
)”の解説
切腹(せっぷく、Seppuku)は、刃物などで自らの腹部を切り裂いて死ぬ自殺の一方法。腹切り(はらきり)・割腹(かっぷく)・屠腹(とふく)・伐腹(ばっぷく)・斬腹(ざんぷく)ともいう。日本では、主に武士などが行った独特の習俗。
海外でも日本独自の風習として知られ、「hara-kiri」や「seppuku」として辞書に掲載されている。
(出典:Wikipedia)
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹鼓
腹匍
腹部
腹背