トップ
>
腸
>
はら
ふりがな文庫
“
腸
(
はら
)” の例文
その実国土侵略の目的を
腸
(
はら
)
に持っている「
狼
(
おおかみ
)
」の群れをみな殺しにすることによって、間接に徳川の威勢を天下に示し
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
十センチぐらいのフナは、
腸
(
はら
)
ワタを出し、よく洗って水をきり、金網にかけてほどよく焼き、これを
陽
(
ひ
)
にあてて干す。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
酔わないつもりでも、かなり
腸
(
はら
)
は酒浸しになっていた。大きな
鼾声
(
いびき
)
のうちに行燈もいつか消えてしまう。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おれは、だんぜんこの仇うちをしなければ
腸
(
はら
)
が
癒
(
い
)
えないんだ。幽霊船をみつけ次第、おれはそのうえに飛びのってやる。そして幽霊どもを、これでぶった
斬
(
ぎ
)
ってやるんだ」
幽霊船の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
父ならぬ男にさんまの
腸
(
はら
)
をくれむと言ふにあらずや。
我が一九二二年:02 我が一九二二年
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
▼ もっと見る
もっとも
腸
(
はら
)
だけは出しておく。
西洋の浜焼
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
“腸”の意味
《名詞》
(チョウ)内臓のうち、胃と肛門の間にあり、消化と吸収を行う消化器官。
(出典:Wiktionary)
“腸”の解説
腸(ちょう、intestines)は、食物が胃で溶かされた後、その中の栄養や水分を吸収する器官。末端は肛門であり、消化された食物は便となり、排便により体外へと排出される。腸の構造は動物によって異なり、摂取する食物による違いが大きい。
(出典:Wikipedia)
腸
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“腸”を含む語句
腸詰
腸窒扶斯
羊腸
断腸
灌腸
末広鉄腸
腸加太児
凝血腸詰
直腸癌
羊腸折
腸綿
海鼠腸
浣腸
鉄腸
滋養浣腸
腓腸
盲腸炎
腸結核
腸抜
心腸
...