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耳食
ふりがな文庫
“耳食”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じしょく
66.7%
じしよく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じしょく
(逆引き)
女の容色の事も、外に真似手のない程
精
(
くわ
)
しく心得ている。ポルジイが一度好いと云った女の周囲には、
耳食
(
じしょく
)
の
徒
(
と
)
が集まって来て、その女は
大幣
(
おおぬさ
)
の
引手
(
ひくて
)
あまたになる。
世界漫遊
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ユリウス・ダビット
(著)
たったいま
耳食
(
じしょく
)
の昔話が織り込まれているのであり、何物でも一度
彼奴
(
きゃつ
)
の耳に入ったら助かりません——あの踊りだってそうです、無雑作のうちに、どこか節律があるんでしてね。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
耳食(じしょく)の例文をもっと
(2作品)
見る
じしよく
(逆引き)
それは、
耳食
(
じしよく
)
といふ
言葉
(
ことば
)
で、
人
(
ひと
)
がおいしいといふのを
聞
(
き
)
くとおいしいと
思
(
おも
)
ふのは、
口
(
くち
)
で
食
(
た
)
べるのではなくて、
耳
(
みゝ
)
で
食
(
た
)
べるのだ。
見識
(
けんしき
)
がないといふ
意味
(
いみ
)
に
使
(
つか
)
つてゐます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
書物
(
しよもつ
)
はたくさん
讀
(
よ
)
まなくても、
耳食
(
じしよく
)
の
人
(
ひと
)
にならない
用心
(
ようじん
)
が
必要
(
ひつよう
)
です。
歌
(
うた
)
を
解釋
(
かいしやく
)
して
見
(
み
)
ると
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
耳食(じしよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“耳食”で始まる語句
耳食者流
検索の候補
耳食者流
“耳食”のふりがなが多い著者
ヤーコプ・ユリウス・ダビット
中里介山
折口信夫