羽鶴ばづる)” の例文
そのとき、ふと、千羽鶴ばづるつくって、おみやささげたら、自分じぶんだけはかみさまをありがたくおもっているこころざしとおるだろうとかんがえたのです。
千羽鶴 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「おまえは、わたしつくって、かみさまにささげた千羽鶴ばづるなかしろいつるじゃないか?」と、おばあさんは、たずねました。
千羽鶴 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、あかぼうには、おばあさんがってささげた、千羽鶴ばづるなかの一が、大事だいじそうににぎられていました。
千羽鶴 (新字新仮名) / 小川未明(著)