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羅
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うす
ふりがな文庫
“
羅
(
うす
)” の例文
体が頭の頂から足の尖まで
羅
(
うす
)
ものに包まれてゐて、それが千変万化の襞を形づくつてゐる。
クサンチス
(新字旧仮名)
/
アルベール・サマン
(著)
その上にあんな
羅
(
うす
)
ものをつけたゞけで外出してゐるのか、彼女等は独りになると何といふ不思議な不行儀に成り変ることか……などゝいふことが、全篇を通じて驚嘆の調子をもつて
風媒結婚
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
夢より輕き
羅
(
うす
)
ものをかづきて舞へる
歌妓
(
うたひめ
)
の
一点鐘
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
穉かった昔の
羅
(
うす
)
ものに身を包もうとして
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
上衣を脱いで
羅
(
うす
)
ものひとつになつてゐる百合子の真正面から月の光りと共に微風が吹きあたると、白い
衣
(
きもの
)
は煙のやうにひらひらとはためき、肉体の輪郭だけが鮮やかに浮びあがつて
まぼろし
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
“羅”の意味
《名詞》
薄く織った織物。
男陰の古語。魔羅の略。(『隠語辞典集成』21巻, 『大辞林』)
(出典:Wiktionary)
“羅”の解説
羅(ら、うすもの)は絡み織を用いた、目の粗い絹織物の一種。
(出典:Wikipedia)
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
“羅”を含む語句
欧羅巴
羅馬
羅漢柏
羅衣
歐羅巴
羅宇
保羅
羅曼的
紅羅
羅紗
暹羅
新羅
修羅場
綾羅
森羅万象
黒羅紗
羅針盤
伽羅油
羅刹女
青羅紗
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