纎維せんい)” の例文
さうした着物きものは、やまふぢ纎維せんいつたものがおほかつたので、藤江ふぢえのふぢをおこすために、あらたへのといふ言葉ことばを、ゑたのであります。ぎのうた
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
それから、おほきな木材もくざいからこまかな纎維せんいをとつてかみをこしらへたり、そのほかにも使つかふようにもなり、最近さいきんでは人造絹絲じんぞうけんし原料げんりようにも澤山たくさん木材もくざい使つかつてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)