“繪圖面”の読み方と例文
新字:絵図面
読み方割合
ゑづめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今では後悔して居りますが、お杉に言ひ付けて、父さんが御飯のうちに、神棚の繪圖面ゑづめんを取らせたのは私でございます」
米價べいかはそのころ高値たかねだつたが、あへ夜討ようちをける繪圖面ゑづめんではないのであるが、まちむかつてひのき木戸きどみぎ忍返しのびがへしのへいむかつて本磨ほんみがきの千本格子せんぼんがうし奧深おくふかしづまつて
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
江戸から神田末廣町の棟梁とうりやう柏木藤兵衞といふ、有名な城大工を國許まで呼び寄せ、濠、石垣から、三の丸、二の丸、本丸の繪圖面ゑづめんを引かせ、その上、嚴重にも嚴重を極めた、修復の原案を書き加へて