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綿津見
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わたつみ
ふりがな文庫
“
綿津見
(
わたつみ
)” の例文
すなはちその道に乘りていでましなば、
魚鱗
(
いろこ
)
のごと造れる
宮室
(
みや
)
七
、それ
綿津見
(
わたつみ
)
の神の宮なり。その神の御門に到りたまはば、傍の井の上に
湯津香木
(
ゆつかつら
)
八
あらむ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
この点が日本上代の
綿津見
(
わたつみ
)
の
宮
(
みや
)
の言い伝えと、沖縄方面のニルヤカナヤの観念との、二つを一つに見ることのできない、最も顕著なる差別であろうと思うが、こうなってきた原因も
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それは
綿津見
(
わたつみ
)
の神という海の神の
御殿
(
ごてん
)
でございます。そのお宮の門のわきに
井戸
(
いど
)
があります。井戸の上にかつらの木がおいかぶさっておりますから、その木の上にのぼって待っていらっしゃいまし。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
流石
汚
(
けが
)
すに忍びでや、墨染の衣は傍らの
松枝
(
まつがえ
)
に打ち懸けて、身に纏へるは練布の白衣、脚下に
綿津見
(
わたつみ
)
の淵を置きて、刀持つ手に毛程の筋の亂れも見せず、血汐の
糊
(
のり
)
に
塗
(
まみ
)
れたる
朱溝
(
しゆみぞ
)
の鞘卷
逆手
(
さかて
)
に握りて
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
国
成
(
な
)
りき、
綿津見
(
わたつみ
)
の
潮
(
しほ
)
と
稚
(
わか
)
く
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
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國
成
(
な
)
りき、
綿津見
(
わたつみ
)
の
潮
(
しほ
)
と
稚
(
わか
)
く
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“綿津見(ワタツミ)”の解説
ワタツミ・ワダツミ(海神・綿津見)とは、日本神話の海の神。転じて海や海原そのものを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“綿津見”で始まる語句
綿津見神