“絳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あか33.3%
あかく16.7%
かう16.7%
こう16.7%
カウ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絳(あか)き戦衣に、珠(たま)をちりばめた黄金の乳当を着け、背には七本の短剣を挟(はさ)み、手に一丈余の矛(ほこ)をかかえ、炎の如く、戦火の中を馳け廻っていた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「昨日迎公来。涼颸蘋末弄。今日送公帰。繁霜木葉絳。繁霜涼颸駅南橋。一年此処作迎送。」〔昨日公ノ来ルヲ迎ヘ/涼颸蘋末ヲ弄ス/今日公ノ帰ルヲ送リ/繁霜木葉ヲ絳(あかく)ス/繁霜涼颸駅南ノ橋/一年此ノ処ニ迎送ヲ作(な)ス〕云々とあるので
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
平野の打續く衞の風景とは凡そ事變(ことかは)つた・山勝ちの絳(かう)の都に、侘しい三年の月日を送つた後、太子は遙かに父衞公の訃を聞いた。
盈虚 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
平野の打続く衛の風景とは凡(およ)そ事(こと)変(かわ)った・山勝ちの絳(こう)の都に、侘しい三年の月日を送った後、太子は遥かに父衛侯の訃(ふ)を聞いた。
盈虚 (新字新仮名) / 中島敦(著)
絳(カウ)はこきあかき色。茘支が真赤に熟したのを、絳(あか)き嚢を懸けたやうだと形容したのであらう。ここにも南荒の珍産としてあるから、暖い南支那以外には滅多に見られないものなのであらう。