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累世
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るいせい
ふりがな文庫
“
累世
(
るいせい
)” の例文
独
(
ひと
)
り
三河武士
(
みかわぶし
)
の末流として徳川
累世
(
るいせい
)
の
恩義
(
おんぎ
)
に対し
相済
(
あいす
)
まざるのみならず、
苟
(
いやしく
)
も一個の士人たる
徳義
(
とくぎ
)
操行
(
そうこう
)
において天下後世に
申訳
(
もうしわけ
)
あるべからず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
累世
(
るいせい
)
朝廷の奥に伝国の宝として、漢の高祖より今日まで、伝え伝えて参った物ですが……どうしてこれが今日の兵火に無事を得たのでしょうか。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すなわちその
思想
(
しそう
)
は純然たる
古流
(
こりゅう
)
にして、
三河武士
(
みかわぶし
)
一片の
精神
(
せいしん
)
、ただ徳川
累世
(
るいせい
)
の
恩義
(
おんぎ
)
に
報
(
むく
)
ゆるの外
他志
(
たし
)
あることなし。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
曹操は
相国
(
しょうこく
)
曹参
(
そうさん
)
の
後胤
(
こういん
)
で、
累世
(
るいせい
)
四百年も漢室に仕えてその禄を
食
(
は
)
みながら、いま漢室の衰えるを見るや、その恩を報ぜんとはせず、かえって、乱世の奸雄たる本質をあらわして
簒虐
(
さんぎゃく
)
をたくらむ。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
累
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“累”で始まる語句
累
累々
累代
累卵
累進
累積
累年
累身
累ヶ淵
累難