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竹童
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ちくどう
ふりがな文庫
“
竹童
(
ちくどう
)” の例文
いながらにして百里の先をも見とおす
果心居士
(
かしんこじ
)
の遠知の
術
(
じゅつ
)
、となりの
部屋
(
へや
)
に寝ている
竹童
(
ちくどう
)
のはらを読むぐらいなことはなんでもない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「五丁目の尺八の師匠
竹童
(
ちくどう
)
、四番目は御家人伊保木金十郎様の倅で、まだ部屋住みの金太郎——名前は強そうだが、女に惚れて病気になる位だから、人間は大なまくら」
銭形平次捕物控:238 恋患い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
やがて、
瘤
(
こぶ
)
ヶ
峰
(
みね
)
のてッぺんにある、
天狗
(
てんぐ
)
の
腰掛松
(
こしかけまつ
)
の下にたった
竹童
(
ちくどう
)
は、
素
(
す
)
ッ
頓狂
(
とんきょう
)
な声をだしてキョロキョロあたりを見まわしていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「五丁目の尺八の師匠
竹童
(
ちくどう
)
、四番目は御家人
伊保木
(
いほき
)
金十郎樣の伜で、まだ部屋住みの金太郎、——名前は強さうだが、女に惚れて病氣になるくらゐだから、人間は大なまくら」
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ア——と
竹童
(
ちくどう
)
は目をみはっていると、たちまち、
宙天
(
ちゅうてん
)
からすさまじい
疾風
(
しっぷう
)
を起してきた黒い
大鷲
(
おおわし
)
、鶴を目がけてパッと飛びかかる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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「伊保木金太郎はお武家で、身分が身分ですから、お艶さんも心引かれて居る様子です。
竹童
(
ちくどう
)
師匠は大したこともありませんが、江島屋の養子の与茂吉も大敵で、私はうかうかしては居られません」
銭形平次捕物控:238 恋患い
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「伊保木金太郎はお武家で、身分が身分ですから、お艶さんも心引かれてゐる樣子です。
竹童
(
ちくどう
)
師匠はたいしたこともありませんが、江島屋の養子の與茂吉も大敵で、私はうか/\してはゐられません」
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
“竹”で始まる語句
竹
竹藪
竹刀
竹竿
竹箒
竹生島
竹馬
竹籠
竹箆
竹林