“腰掛松”の読み方と例文
読み方割合
こしかけまつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、こぶみねのてッぺんにある、天狗てんぐ腰掛松こしかけまつの下にたった竹童ちくどうは、頓狂とんきょうな声をだしてキョロキョロあたりを見まわしていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それにしても今夜はクロはどうしているだろう……天狗てんぐ腰掛松こしかけまつにつないできたんだけれど、あそこでおとなしく寝ているかしら、きっとおいらの顔を見たがっていてるだろうナ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)