立看板たてかんばん)” の例文
紙張かみばり立看板たてかんばんに、(浮世うきよなみ。)新派劇しんぱげきとあるのをた。浮世うきよなみに、ながつた枯枝かれえであらう。あらず、みづうみふゆいろどる、くれなゐ二葉ふたは三葉みは
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今でも一皿、握りが七ツ八ツ盛られて、五十円とか八十円とかの立看板たてかんばんもあるが、これから話そうとする寿司は、そんないかさまものを指していうのではない。
握り寿司の名人 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)