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空瓶
ふりがな文庫
“空瓶”の読み方と例文
読み方
割合
あきびん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきびん
(逆引き)
撫子、
銚子
(
ちょうし
)
、
杯洗
(
はいせん
)
を盆にして出で、床なる白菊を
偶
(
ふ
)
と見て、
空瓶
(
あきびん
)
の常夏に、膝をつき、ときの間にしぼみしを
悲
(
かなし
)
む
状
(
さま
)
にて、ソと息を掛く。
錦染滝白糸:――其一幕――
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大革命の葡萄収穫!……その一七八九年の葡萄酒からは、もう現在では、家の
窖
(
あなぐら
)
に幾本かの
空瓶
(
あきびん
)
が残ってるのみである。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
外へ出て見たら、それは劇薬の塩酸の
空瓶
(
あきびん
)
だった。塩酸は印刷に使う銅の板を磨いたり、
腐蝕
(
ふしょく
)
させて、いろいろの文字や模様を彫り込むのに使うのさ。
贋紙幣事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
空瓶(あきびん)の例文をもっと
(8作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
瓶
常用漢字
中学
部首:⽡
11画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空瓶”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
田中英光
徳冨蘆花
甲賀三郎
ロマン・ロラン
徳田秋声
北原白秋
泉鏡花
岸田国士