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禁苑
ふりがな文庫
“禁苑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きんえん
75.0%
きんゑん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんえん
(逆引き)
「新帝万歳」の声が、喪の
禁苑
(
きんえん
)
をゆるがすと共に、
御林軍
(
ぎょりんぐん
)
(近衛兵)を指揮する
袁紹
(
えんしょう
)
は
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでに
禁苑
(
きんえん
)
の一
劃
(
かく
)
とおぼしく、美々しい軍装の
近衛
(
このえ
)
兵が
戟
(
げき
)
を持って
佇立
(
ちょりつ
)
していたが、
林冲
(
りんちゅう
)
を見ると、
唖
(
おし
)
のごとく黙礼した。禁軍師範の林冲も、まだかつて、こんなところまでは来たこともない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禁苑(きんえん)の例文をもっと
(3作品)
見る
きんゑん
(逆引き)
大政
(
おほまつりごと
)
しげくして、西なる京へ君はしも、
御夢
(
みゆめ
)
ならでは
御幸
(
みゆき
)
なく、
比叡
(
ひえい
)
の朝は
霞
(
かす
)
む共、
鴨
(
かも
)
の夕風涼しくも、
禁苑
(
きんゑん
)
の月
冴
(
さ
)
ゆとても、鞍馬の山に雪降るも、御所の
猿辻
(
さるつじ
)
猿の
頬
(
ほ
)
に朝日は照れど
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
禁苑(きんゑん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“禁苑”の意味
《名詞》
皇居内にある庭園。
(出典:Wiktionary)
禁
常用漢字
小5
部首:⽰
13画
苑
漢検準1級
部首:⾋
8画
“禁”で始まる語句
禁
禁厭
禁呪
禁物
禁裡
禁錮
禁制
禁闕
禁忌
禁裏
“禁苑”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
吉川英治