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禁苑
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きんえん
ふりがな文庫
“
禁苑
(
きんえん
)” の例文
「新帝万歳」の声が、喪の
禁苑
(
きんえん
)
をゆるがすと共に、
御林軍
(
ぎょりんぐん
)
(近衛兵)を指揮する
袁紹
(
えんしょう
)
は
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでに
禁苑
(
きんえん
)
の一
劃
(
かく
)
とおぼしく、美々しい軍装の
近衛
(
このえ
)
兵が
戟
(
げき
)
を持って
佇立
(
ちょりつ
)
していたが、
林冲
(
りんちゅう
)
を見ると、
唖
(
おし
)
のごとく黙礼した。禁軍師範の林冲も、まだかつて、こんなところまでは来たこともない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禁苑
(
きんえん
)
の
禽
(
とり
)
は啼いても、帝はお笑いにならない。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“禁苑”の意味
《名詞》
皇居内にある庭園。
(出典:Wiktionary)
禁
常用漢字
小5
部首:⽰
13画
苑
漢検準1級
部首:⾋
8画
“禁”で始まる語句
禁
禁厭
禁呪
禁物
禁裡
禁錮
禁制
禁闕
禁忌
禁裏