禁苑きんえん)” の例文
「新帝万歳」の声が、喪の禁苑きんえんをゆるがすと共に、御林軍ぎょりんぐん(近衛兵)を指揮する袁紹えんしょう
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すでに禁苑きんえんの一かくとおぼしく、美々しい軍装の近衛このえ兵がげきを持って佇立ちょりつしていたが、林冲りんちゅうを見ると、おしのごとく黙礼した。禁軍師範の林冲も、まだかつて、こんなところまでは来たこともない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
禁苑きんえんとりは啼いても、帝はお笑いにならない。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)