みがき)” の例文
鉄砲みがき組支配田付四郎兵衛景利とともに大小火砲、石火矢いしびや棒火矢ぼうびや狼煙のろし揚物あげもの、その他、火術の一般を差配することになった。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
一首の意は、芳野の象山の木立の繁みには、実に沢山の鳥が鳴いて居る、というので、中味は単純であるが、それだけ此処に出ている中味がみがきをかけられて光彩を放つに至っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)