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矢壺
ふりがな文庫
“矢壺”の読み方と例文
読み方
割合
やつぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やつぼ
(逆引き)
兜
(
かぶと
)
、
鎧
(
よろい
)
の華やかさは云わずもがな、
黄金
(
こがね
)
の
太刀
(
たち
)
、
白銀
(
しろがね
)
の
小貫
(
こざね
)
、
矢壺
(
やつぼ
)
や鞍にいたるまで、時代の名工が
意匠
(
いしょう
)
の
粋
(
すい
)
を
凝
(
こ
)
らした物ずくめであった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この馬に乗ったお松は、犬目新田も過ぎ、
矢壺
(
やつぼ
)
の
座頭
(
ざとう
)
ころがしの険も無事に通って、例の鶴川の渡し場まで来ました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
李張は手にしていた弓を持ち直して、それに腰につけた
矢壺
(
やつぼ
)
の矢を抜いて添えた。
悪僧
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
矢壺(やつぼ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“矢壺”の意味
《名詞》
つるや竹を編んだ矢を入れる容器。
(出典:Wiktionary)
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
“矢”で始まる語句
矢張
矢
矢鱈
矢庭
矢立
矢絣
矢来
矢先
矢弾
矢筈
“矢壺”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
田中貢太郎