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瞑々
ふりがな文庫
“瞑々”の読み方と例文
読み方
割合
めいめい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めいめい
(逆引き)
無情な天は、そこからあがる黒煙に、陽を潜め、月を隠し、ただ
暗々
(
あんあん
)
瞑々
(
めいめい
)
、地上を
酸鼻
(
さんび
)
にまかせているのみであった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
地方人に
蹂躙
(
じゅうりん
)
せられた、本来江戸児とは比較にもならない
頓馬
(
とんま
)
な地方人などに、江戸を奪われたという
敵愾心
(
てきがいしん
)
が、江戸ッ子の考えに
瞑々
(
めいめい
)
の
中
(
うち
)
にあったので
江戸か東京か
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
はじめは
双六
(
すごろく
)
の絵を敷いた如く、城が見え、町が見え、ぼうと
霞
(
かす
)
んで
村里
(
むらざと
)
も見えた。やがて
渾沌
(
こんとん
)
瞑々
(
めいめい
)
として風の鳴るのを聞くと、
果
(
はて
)
しも知らぬ
渺々
(
びょうびょう
)
たる海の上を
翔
(
か
)
けるのである。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
瞑々(めいめい)の例文をもっと
(4作品)
見る
瞑
漢検1級
部首:⽬
15画
々
3画
“瞑”で始まる語句
瞑
瞑目
瞑想
瞑想的
瞑眩
瞑目沈思
瞑黙
瞑想家
瞑想曲
瞑想者
“瞑々”のふりがなが多い著者
淡島寒月
吉川英治
泉鏡花