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眼睫
ふりがな文庫
“眼睫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まつげ
50.0%
まぶた
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まつげ
(逆引き)
紅
(
くれな
)
いは眼の
縁
(
ふち
)
を薄く染めて、
潤
(
うるお
)
った
眼睫
(
まつげ
)
の奥から、人の世を夢の底に吸い込むような光りを中野君の方に注いでいる。高柳君はすわやと思った。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
深い
眼睫
(
まつげ
)
の奥から、ヴィーナスは
溶
(
と
)
けるばかりに見詰められている。
冷
(
ひや
)
やかなる
石膏
(
せっこう
)
の暖まるほど、
丸
(
まろ
)
き
乳首
(
ちくび
)
の、呼吸につれて、かすかに動くかと
疑
(
あや
)
しまるるほど、女は
瞳
(
ひとみ
)
を
凝
(
こ
)
らしている。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
眼睫(まつげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まぶた
(逆引き)
佐渡屋と懇意の仲らしく、口小言などを言って、血潮の中のお絹の死骸に近づきましたが、傷口と
眼睫
(
まぶた
)
を見ただけで
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
眼睫(まぶた)の例文をもっと
(1作品)
見る
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
睫
漢検1級
部首:⽬
13画
“眼”で始まる語句
眼
眼鏡
眼前
眼瞼
眼差
眼窩
眼球
眼眸
眼色
眼力
“眼睫”のふりがなが多い著者
夏目漱石
野村胡堂