トップ
>
真近
>
まぢか
ふりがな文庫
“
真近
(
まぢか
)” の例文
旧字:
眞近
参木の常緑銀行では、その日の閉鎖時間が
真近
(
まぢか
)
くなると不穏な予言が蔓延した。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
然し
真近
(
まぢか
)
く進んで、書生の田崎が、例の漢語交りで、「坊ちゃん此の通りです。
天網恢々
(
てんもうかいかい
)
疎
(
そ
)
にして漏らさず。」と差付ける狐を見ると、鳶口で打割られた
頭蓋
(
とうがい
)
と、喰いしばった牙の
間
(
あいだ
)
から
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
高き屋にのぼりて仰ぐ星の座のいや遥けくも
真近
(
まぢか
)
なるかも
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
今は
余儀
(
よぎ
)
なく
真近
(
まぢか
)
のひとりを血祭りにあげた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
今は幻滅の
除夜
(
ぢよや
)
の
真近
(
まぢか
)
だ。
傾ける殿堂
(新字旧仮名)
/
上里春生
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮