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真深
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まぶか
ふりがな文庫
“
真深
(
まぶか
)” の例文
旧字:
眞深
背広の服で、
足拵
(
あしごしら
)
えして、
帽
(
ぼう
)
を
真深
(
まぶか
)
に、
風呂敷包
(
ふろしきづつみ
)
を小さく
西行背負
(
さいぎょうじょい
)
というのにしている。彼は名を
光行
(
みつゆき
)
とて、医科大学の学生である。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
駕籠の
煽
(
あお
)
りをポカリと揚げて中から出た侍は、山岡頭巾を
真深
(
まぶか
)
に
冠
(
かぶ
)
り、どっしりした無紋の羽織を着、
仙台平
(
せんだいひら
)
の袴を
穿
(
は
)
き、四分一拵えの小長い大小を差し
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
台のうしろでは二十五六の色の白い男が帽子を
真深
(
まぶか
)
に被って
世相
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
雨のふり観の
幽
(
かそ
)
けくて
真深
(
まぶか
)
なりからかさもみのしだり緒の笠
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮