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目角
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めかど
ふりがな文庫
“
目角
(
めかど
)” の例文
かような手続の
前後
(
あとさき
)
にまで
目角
(
めかど
)
を立てられる教育家の不心得の方がよほど
怪
(
け
)
しからん事かと存じます。
離婚について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
「もう通らなんだら、私立を受けさしてまで中学へやらいでもえいわやの。家のような貧乏たれに
市
(
まち
)
の学校へやって、また上から
目角
(
めかど
)
に取られて等級でもあげられたら困らやの。」
電報
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
そして時々涙のにじみ出る
目角
(
めかど
)
を、
指頭
(
ゆびさき
)
で
拭
(
ぬぐ
)
っていたが、
終
(
しま
)
いにそこを立って暗い段梯子の方へ行った。お庄は婆さんに何か言われるたんびに、下宿の二階で見たことなどがじきに頭に浮んだ。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
彼等は
目角
(
めかど
)
を立てて
怒
(
おこ
)
るだらう
南洋館
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
横になっていた浅井は、二筋三筋白髪のちかちかする
鬢
(
びん
)
のところを撫でながら言った。そうして冬になってから、いくらか肉がついて来たが、
目角
(
めかど
)
などにはまだ
曇
(
うる
)
みのとれない妻の顔を眺めた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論