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目守
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みつ
ふりがな文庫
“
目守
(
みつ
)” の例文
聞くと等しくお政は手に持ッていた
光沢布巾
(
つやぶきん
)
を宙に
釣
(
つ
)
るして、「オヤ」と一
声
(
せい
)
叫んで身を反らしたまま一句も
出
(
い
)
でばこそ、暫らくは
唯
(
ただ
)
茫然
(
ぼうぜん
)
として文三の
貌
(
かお
)
を
目守
(
みつ
)
めていたが
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
お勢は紳士にも貴婦人にも眼を
注
(
と
)
めぬ代り、束髪の令嬢を穴の開く程
目守
(
みつ
)
めて一心不乱、
傍目
(
わきめ
)
を触らなかった、
呼吸
(
いき
)
をも
吻
(
つ
)
かなかッた、母親が物を言懸けても返答もしなかった。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
トお政は
此方
(
こなた
)
を振向き、
吃驚
(
びっくり
)
した様子で
暫
(
しば
)
らく昇の顔を
目守
(
みつ
)
めて
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論