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目利
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めきゝ
ふりがな文庫
“
目利
(
めきゝ
)” の例文
お刀を探し出してお店へ
往
(
い
)
く積りだったが、お前が死んでしまえば刀の
目利
(
めきゝ
)
をする者がねえ、己にゃア分らねえ、
然
(
そ
)
うじゃアねえか、こう段々遅れに遅れたんだから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
必定
幽靈
(
いうれい
)
か又は
狐狸
(
こり
)
の類か惣内に化たるか
予
(
よ
)
が目には見分らず汝等は親子の事故
目利
(
めきゝ
)
も
屹度
(
きつと
)
知れるで有う幽靈か又
化生
(
けしやう
)
か何ぢや汝等が目には何と見えるコレ九郎兵衞ふか頭を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その聲さへ昔のまゝなり、われ心狂ひたるにあらずば、わがこの
目利
(
めきゝ
)
は違ふことなし。われ。例のとは誰が事ぞ。友。
猶太廓
(
ゲツトオ
)
の少女なり。されど彼の少女いかにしてこの歌女とはなりし。不思議なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
お
前
(
めえ
)
が
見知人
(
みしりにん
)
よ、姿形は己が知ってるし、刀の
目利
(
めきゝ
)
は此の
番頭
(
ばんつ
)
さんが自分でなくしたのだから知ってるから三人で人ざかしい処を歩いて、お前は
侍
(
さむれえ
)
の
面
(
つら
)
を知ってるんだから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
持來りしかば半四郎イヤ釣はいらぬ夜中に
騷
(
さわ
)
がした
茶代
(
ちやだい
)
に
取置
(
とりおく
)
べしといひ
捨
(
すて
)
夫より盜人に向ひ汝よく聞け此程より彼是と二兩ばかりは遣ひしならんが
何商賣
(
なにしやうばい
)
にても
儲
(
まう
)
け
而已
(
のみ
)
あるものでなし時々
見込違
(
みこみちが
)
ひにて
損
(
そん
)
もすることあり
然
(
さ
)
れば今度から能々人の
目利
(
めきゝ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
紀伊國屋伊之助の
許嫁
(
いいなずけ
)
の娘は、
深川万年町
(
ふかがわまんねんちょう
)
に
岡本政
(
おかもとまさ
)
七という諸侯方のお
目利
(
めきゝ
)
をする小道具屋で、この妹娘が紀伊國屋の息子と許嫁の約束に成って居ります。此の家に
重三郎
(
じゅうざぶろう
)
という番頭が居ります。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“目利”で始まる語句
目利草
目利真按司
目利真角嘉和良