目利めきゝ)” の例文
お刀を探し出してお店へく積りだったが、お前が死んでしまえば刀の目利めきゝをする者がねえ、己にゃア分らねえ、うじゃアねえか、こう段々遅れに遅れたんだから
必定幽靈いうれいか又は狐狸こりの類か惣内に化たるかが目には見分らず汝等は親子の事故目利めきゝ屹度きつと知れるで有う幽靈か又化生けしやうか何ぢや汝等が目には何と見えるコレ九郎兵衞ふか頭を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その聲さへ昔のまゝなり、われ心狂ひたるにあらずば、わがこの目利めきゝは違ふことなし。われ。例のとは誰が事ぞ。友。猶太廓ゲツトオの少女なり。されど彼の少女いかにしてこの歌女とはなりし。不思議なり。
めえ見知人みしりにんよ、姿形は己が知ってるし、刀の目利めきゝは此の番頭ばんつさんが自分でなくしたのだから知ってるから三人で人ざかしい処を歩いて、お前はさむれえつらを知ってるんだから
持來りしかば半四郎イヤ釣はいらぬ夜中にさわがした茶代ちやだい取置とりおくべしといひすて夫より盜人に向ひ汝よく聞け此程より彼是と二兩ばかりは遣ひしならんが何商賣なにしやうばいにてもまう而已のみあるものでなし時々見込違みこみちがひにてそんもすることありれば今度から能々人の目利めきゝ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
紀伊國屋伊之助の許嫁いいなずけの娘は、深川万年町ふかがわまんねんちょう岡本政おかもとまさ七という諸侯方のお目利めきゝをする小道具屋で、この妹娘が紀伊國屋の息子と許嫁の約束に成って居ります。此の家に重三郎じゅうざぶろうという番頭が居ります。