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白襖
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しろぶすま
ふりがな文庫
“
白襖
(
しろぶすま
)” の例文
白襖
(
しろぶすま
)
をめぐらした約二十畳ほどの内に、三つの
燭
(
しょく
)
が照り
映
(
は
)
えていた。彼のすがたと入れちがいに
綺羅
(
きら
)
やかな小姓達が
連
(
つら
)
なって膳や銚子を
退
(
さ
)
げて行った。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呑気
(
のんき
)
な
白襖
(
しろぶすま
)
に舞楽の面ほどな草体を、
大雅堂
(
たいがどう
)
流の筆勢で、
無残
(
むざん
)
に書き散らして、座敷との
仕切
(
しきり
)
とする。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
さなきだに寒い鳥の子の
白襖
(
しろぶすま
)
に
小堀遠州風
(
こぼりえんしゅうふう
)
の
簡素
(
かんそ
)
な床壁と、小机と、そして一輪の
山茶花
(
さざんか
)
を投げ入れた
蕎麦
(
そば
)
の壺と。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白襖
(
しろぶすま
)
の書院から、忠房のいらいらした声が響いた。次の間へ姿を見せた近侍はひそやかに
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
襖
漢検準1級
部首:⾐
18画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々