“大雅堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいがどう77.8%
たいがだう22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これから思うと例えば大雅堂たいがどう高陽こうようなどの粗雑なような画が見る人を包み込む魔力を今更のように驚かないではいられない。
帝展を見ざるの記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
歌麿うたまろがかったものにも色気を出す、大雅堂たいがどう竹田ちくでんばたけにもくわを入れたがる、運が好ければ韓幹かんかんの馬でも百円位で買おう気でおり、支那の笑話しょうわにある通り
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
硯のいのを沢山持ち合せてゐたが、その一つに蓋に大雅堂たいがだうの筆で「天然研」と書いたのがあつた。
硯と殿様 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
硯のいのを沢山持ち合せてゐたが、その一つに蓋に大雅堂たいがだうの筆で「天然研」と書いたのがあつた。