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たいがどう
ふりがな文庫
“たいがどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大雅堂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大雅堂
(逆引き)
御承知の
大雅堂
(
たいがどう
)
でも今でこそ大した画工であるがその当時
毫
(
ごう
)
も世間向の画をかかなかったために
生涯
(
しょうがい
)
真葛
(
まくず
)
が
原
(
はら
)
の
陋居
(
ろうきょ
)
に
潜
(
ひそ
)
んでまるで乞食と同じ一生を送りました。
道楽と職業
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大雅堂
(
たいがどう
)
の
柳下人物
(
りゅうかじんぶつ
)
の掛物を二両二分、
徂徠
(
そらい
)
の書、
東涯
(
とうがい
)
の書もあったが、誠に
値
(
ね
)
がない、見るに足らぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
呑気
(
のんき
)
な
白襖
(
しろぶすま
)
に舞楽の面ほどな草体を、
大雅堂
(
たいがどう
)
流の筆勢で、
無残
(
むざん
)
に書き散らして、座敷との
仕切
(
しきり
)
とする。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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