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陋居
ふりがな文庫
“陋居”の読み方と例文
読み方
割合
ろうきょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうきょ
(逆引き)
まだ
燈火
(
あかり
)
もつけずに、牛込では、
陋居
(
ろうきょ
)
の主人をかこんでお仲間の少壮文人たちが
三五人
(
さんごにん
)
談話の最中で、私がまだ座につかないうちにたれかが
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
御承知の
大雅堂
(
たいがどう
)
でも今でこそ大した画工であるがその当時
毫
(
ごう
)
も世間向の画をかかなかったために
生涯
(
しょうがい
)
真葛
(
まくず
)
が
原
(
はら
)
の
陋居
(
ろうきょ
)
に
潜
(
ひそ
)
んでまるで乞食と同じ一生を送りました。
道楽と職業
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
米次郎がその愛宕下の
陋居
(
ろうきょ
)
で、脳卒中で亡くなったのは、明治二十八九年ごろだった。……
花を持てる女
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
陋居(ろうきょ)の例文をもっと
(5作品)
見る
陋
漢検1級
部首:⾩
9画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“陋”で始まる語句
陋巷
陋
陋劣
陋屋
陋習
陋態
陋醜
陋劣漢
陋室
陋策
“陋居”のふりがなが多い著者
高浜虚子
長谷川時雨
夏目漱石
堀辰雄