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白日
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ひる
ふりがな文庫
“
白日
(
ひる
)” の例文
どうみても
白日
(
ひる
)
のランプのやうにぼやけてゐる。石の表情よりも、はるかに惨忍である。その上に誕生したのであらう。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
儚
(
はかな
)
い恋の
逢瀬
(
おうせ
)
に世を忘れて、唯もう慕い慕われて、酔いこがるるより外には何も御存じなく、何も御気の付かないような御様子。私は
眼前
(
めのまえ
)
に
白日
(
ひる
)
の夢を見ました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そを何ぞといふにかの小羊子が
白日
(
ひる
)
の夢と題したる華文是なり。逍遙子はその初におのが
來
(
こ
)
しかたを説きつ。是を低級の談理界とす。譬へば猶ほ一知半解の禪のごときものならむ。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
あまつさへ赤き花ちり小馬
嘶
(
な
)
く農家の
白日
(
ひる
)
になげき入りぬる
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
聖地の門を
旋
(
めぐ
)
りながら、
夜
(
よる
)
となく
白日
(
ひる
)
となく、
蜜蜂
(
すがる
)
よ。いつか門は十字に閉され、花々は霜に
凍
(
こゞ
)
えた。蜜蜂よ。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
▼ もっと見る
白日
(
ひる
)
の
灯
(
ひ
)
ともる
奥深
(
おくふか
)
さ、遠みかしこみ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
はた、青き
白日
(
ひる
)
の
日
(
ひ
)
かげに
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
率
(
こぞ
)
つて
白日
(
ひる
)
の
戦闘
(
たゝかひ
)
の
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
時に
白日
(
ひる
)
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“白日”の意味
《名詞》
照り輝く太陽。
昼間。白昼。
身が潔白であることをたとえていう語。
(出典:Wiktionary)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“白日”で始まる語句
白日夢
白日闇
白日鼠
白日下
白日子王
白日別
白日子
白日時
白日光耀
白日夢裡