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疑惧
ふりがな文庫
“疑惧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎぐ
79.4%
ぎく
17.6%
うたがひ
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎぐ
(逆引き)
「うるさい! 死ぬやつア、どうしたツて死ぬんだ!」渠はかう叫んで、「若しやあのお鳥も——」と云ふやうな
疑惧
(
ぎぐ
)
の念が浮んだ。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
疑惧(ぎぐ)の例文をもっと
(27作品)
見る
ぎく
(逆引き)
三四郎は此時、
凝
(
じつ
)
と座に着いてゐる事の極めて困難なのを発見した。脊筋から足の裏迄が
疑惧
(
ぎく
)
の刺激でむづ/\する。立つて便所に行つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
疑惧(ぎく)の例文をもっと
(6作品)
見る
うたがひ
(逆引き)
斯ういふ
追懐
(
おもひで
)
の情は、とは言へ、深く丑松の心を傷けた。
平素
(
しよつちゆう
)
もう
疑惧
(
うたがひ
)
の念を抱いて
苦痛
(
くるしみ
)
の為に
刺激
(
こづ
)
き廻されて居る自分の今に思ひ比べると、あの少年の昔の楽しかつたことは。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
疑惧(うたがひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“疑惧”の意味
《名詞》
疑 惧 (ぎく, ぎぐ)
うたがいおそれること。
(出典:Wiktionary)
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
惧
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“疑”で始まる語句
疑
疑懼
疑惑
疑問
疑念
疑心暗鬼
疑団
疑心
疑無
疑問記号
“疑惧”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
谷崎潤一郎
山本周五郎
野村胡堂
吉川英治
徳田秋声
中里介山
島崎藤村
夏目漱石