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疑団
ふりがな文庫
“疑団”の読み方と例文
読み方
割合
ぎだん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎだん
(逆引き)
去れど過去十年においてすら、解きがたき
疑団
(
ぎだん
)
を、来る一年のうちに晴らし去るは全く絶望ならざるにもせよ、殆んど
覚束
(
おぼつか
)
なき限りなり。
『文学論』序
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あゝ藻西太郎は罪無きに相違なし」と呟き「罪なき者が何故に自ら白状したるや」と怪み、胸に此二個の
疑団
(
ぎだん
)
闘い、
微睡
(
まどろ
)
みもせず夜を明しぬ
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
又
疑団
(
ぎだん
)
多き事件に就き取調べ候処、著述家の中には
斯様
(
かやう
)
なる事実の有り得べきことを疑ふ者少からず候へども
アンドレアス・タアマイエルが遺書
(新字旧仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
疑団(ぎだん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“疑団”の意味
《名詞》
心中に残る疑念のかたまり。
(出典:Wiktionary)
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
“疑”で始まる語句
疑
疑懼
疑惑
疑問
疑惧
疑念
疑心暗鬼
疑心
疑無
疑問記号
“疑団”のふりがなが多い著者
アルツール・シュニッツレル
黒岩涙香
夏目漱石
芥川竜之介