トップ
>
疑懼
ふりがな文庫
“疑懼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎく
94.7%
ぎぐ
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎく
(逆引き)
なぜと云ふに、僕の願にジユリエツトが応ぜないかも知れないと云ふ
疑懼
(
ぎく
)
は、どの点から見ても無いからである。此女には夫がある。
不可説
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
矢島
優善
(
やすよし
)
は前年の暮に
失踪
(
しっそう
)
して、渋江氏では
疑懼
(
ぎく
)
の間に年を送った。この年
一月
(
いちげつ
)
二日の午後に、石川駅の人が二通の手紙を持って来た。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
疑懼(ぎく)の例文をもっと
(36作品)
見る
ぎぐ
(逆引き)
彼のかすかな
疑懼
(
ぎぐ
)
は、あの日と同じ気持でいる旧主であった。
一旦
(
いったん
)
の約定を固く守って、みずからに死をかけると同時に相手方にも死を求めている気持だ。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
小僧孝吉の悧巧さに引付けられたのと、妙にその自信あり氣な調子に、一脈の
疑懼
(
ぎぐ
)
を感じたのです。
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
疑懼(ぎぐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“疑懼”の意味
《名詞》
疑 懼 (ぎく)
うたがいおそれること。
(出典:Wiktionary)
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
懼
漢検1級
部首:⼼
21画
“疑懼”で始まる語句
疑懼心
検索の候補
疑懼心
意甚疑懼
“疑懼”のふりがなが多い著者
田中英光
本庄陸男
加能作次郎
外村繁
亀井勝一郎
井上円了
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
ロマン・ロラン
橘外男
幸田露伴