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當暮
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たうくれ
ふりがな文庫
“
當暮
(
たうくれ
)” の例文
致し居候に付
當暮
(
たうくれ
)
には藥代其外諸方の買掛り都合六七兩にも相成申候事ゆゑ此
節
(
せつ
)
半金
(
はんきん
)
も遣はさず候はねば來春よりは
姑
(
しうとめ
)
に藥を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
させんと
急
(
いそ
)
ぎしが庄左衞門方に當時少々の差合の
儀
(
ぎ
)
出來
(
でき
)
しにより
當暮
(
たうくれ
)
にと
相談
(
さうだん
)
極
(
きま
)
り
專
(
もつぱ
)
ら其支度にぞ及びける
爰
(
こゝ
)
に又有馬
玄蕃頭殿
(
げんばのかみどの
)
の浪人畔倉重左衞門と言者あり其悴を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
堪
(
こら
)
へ成程
當暮
(
たうくれ
)
は御不都合との事なれば是非もなき次第なり斯樣申さば御聞取りによりて御腹も立れんが
憚
(
はゞか
)
りながら此御
身代
(
しんだい
)
にて
僅
(
わづか
)
二兩か三兩の金子なれば
御都合
(
ごつがふ
)
の成ぬ事も有まじ又御前樣の爲にも
掛替
(
かけがへ
)
なき一人の母樣が御
命
(
いのち
)
にも
係
(
かゝは
)
る大事の時故今一應
御思案
(
ごしあん
)
成
(
なさ
)
れ何卒此場を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
當
部首:⽥
13画
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
“當”で始まる語句
當
當時
當然
當人
當日
當惑
當分
當座
當番
當麻