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甲羅
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かうら
ふりがな文庫
“
甲羅
(
かうら
)” の例文
そして、今太郎君は気絶した後も、亀の
甲羅
(
かうら
)
をしつかりつかんで放さなかつたので、とうとう水面まで一緒に浮上つて来たのでした。
動く海底
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
そのうち固い
甲羅
(
かうら
)
のやうな黒い
翅
(
はね
)
を開いて、その中から、茶色の薄絹のやうな翅を出して、ブルル・ブルルとふるはせ出しました。
かぶと虫
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
たゞの
娘
(
むすめ
)
あがりとは
思
(
おも
)
はれぬ
何
(
ど
)
うだとあるに、
御覽
(
ごらん
)
なさりませ
未
(
ま
)
だ
鬢
(
びん
)
の
間
(
あいだ
)
に
角
(
つの
)
も
生
(
は
)
へませず、
其
(
その
)
やうに
甲羅
(
かうら
)
は
經
(
へ
)
ませぬとてころ/\と
笑
(
わら
)
ふを、
左樣
(
さう
)
ぬけてはいけぬ、
眞實
(
しんじつ
)
の
處
(
ところ
)
を
話
(
はな
)
して
聞
(
き
)
かせよ
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
甲羅
(
かうら
)
にはぢける
青
(
あを
)
い
柿
(
かき
)
赤い旗
(旧字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
“甲羅”の意味
《名詞》
甲羅(こうら)
カメやカニなどの体をおおう甲。
人の背中のこと。
年功。
(出典:Wiktionary)
“甲羅”の解説
甲羅(こうら)とは、カメやカニなどの動物に見られる、背側の外骨格または殻状の部位である。種類により甲皮(こうひ、carapace)ともいい、また背部に持つことを強調して背甲(はいこう)とも言われる。
(出典:Wikipedia)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
“甲羅”で始まる語句
甲羅干
甲羅返