“甲羅干”の読み方と例文
読み方割合
こうらぼし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小初は四日目に来た薫を、ちょっと周囲から遠ざかった蘆洲の中の塚山つかやまへ連れて行った。二人は甲羅干こうらぼしの風をしながら水着のまま並んで砂の上にそべった。小初は薫をなじるように云った。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)