)” の例文
かれその政いまだ竟へざるほどに、はらませるが、れまさむとしつ。すなはち御腹をいはひたまはむとして、石を取らして、御裳みもの腰に纏かして、筑紫つくしの國に渡りましてぞ、その御子はれましつる。
真中まなか高々としてれし声
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
かく逗留とどこほる間に、そのはらめる御子既にれましぬ。