“生醤油”の読み方と例文
読み方割合
きじょうゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横浜本牧(ほんもく)あたりで獲(と)れたまきえびを、生醤油(きじょうゆ)に酒を三割ばかり割った汁で、弱火にかけ、二時間ほど焦(こ)げのつかないように煮つめる。
車蝦の茶漬け (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
別に一種の薬味として青紫蘇(あおじそ)か茗荷(みょうが)の子を細かに刻んだのを用意して置いて、鰹節(かつおぶし)をたくさんにかき込んで生醤油(きじょうゆ)にそれを混ぜて、冷え切った豆腐に付けて食う。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
すると僕の母はそれを見て、そっとその掻餅を箸(はし)で摘み取り、ぬるま湯で洗って、改めて生醤油(きじょうゆ)をつけて、僕に与えました。僕は子供のうちから生醤油をつけた掻餅が好きだったのです
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)