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甚五郎
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じんごろう
ふりがな文庫
“
甚五郎
(
じんごろう
)” の例文
左
甚五郎
(
じんごろう
)
の彫った
竜
(
りゅう
)
は夜な夜な水を吹いたという話だが、
狩野
(
かのう
)
のほうにだって、三人や五人、左甚五郎がいねえともかぎらねえんだ。
右門捕物帖:37 血の降るへや
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「この頃はお友達の詩人の
藤村
(
ふじむら
)
女史に来て貰って、バロック時代の
服飾
(
ふくしょく
)
の研究を始めた」とか「日本のバロック時代の天才彫刻家左
甚五郎
(
じんごろう
)
作の
眠
(
ねむ
)
り
猫
(
ねこ
)
を ...
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
小花ねえさんに梅子さんの
甚五郎
(
じんごろう
)
が見せたくつてよ、いいえ文子さんこそ人形のくせに笑つてばかしゐましたといふ後より兼吉も下りて、本当に今日の暑い事ねえと何気なけれど
そめちがへ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
風雨を
睨
(
にら
)
んであれほどの
大揉
(
おおも
)
めの中にじっと構えていたというが、その一念でも
破壊
(
こわ
)
るまい、風の神も大方
血眼
(
ちまなこ
)
で睨まれては遠慮が出たであろうか、
甚五郎
(
じんごろう
)
このかたの名人じゃ真の棟梁じゃ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
甚
常用漢字
中学
部首:⽢
9画
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“甚”で始まる語句
甚
甚麽
甚兵衛
甚句
甚大
甚深
甚麼
甚助
甚太夫
甚内