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王陽明
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おうようめい
ふりがな文庫
“
王陽明
(
おうようめい
)” の例文
道心は
人心
(
じんしん
)
のその正を得たる心と
王陽明
(
おうようめい
)
は説いたが、
正
(
せい
)
を得るとは、
人欲
(
じんよく
)
のまざらないところで、つまらぬ感情のなきをいうところであると思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
然し、彼の勢力へ
諂
(
へつら
)
うのはいやだと思った。大坂与力という官僚色、洗心洞塾の門下の数、
王陽明
(
おうようめい
)
学派の
泰斗
(
たいと
)
という名声。それらが、何時もちょっと山陽の頭を高くさせた。
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これは
王陽明
(
おうようめい
)
の弟子が師の
詞
(
ことば
)
を書き取りしものなるが、なか/\おもしろき事
有之
(
これあり
)
候。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
そして
惟精惟一
(
これせいこれいつ
)
の解釈は
王陽明
(
おうようめい
)
に従うべきだといっていたそうである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
などいう一首の意味も、
吾人
(
ごじん
)
の立場の高低によってどうとも取れる。なおさら修養が積んだならもう一段
昇
(
のぼ
)
りて
王陽明
(
おうようめい
)
とともにかく
吟
(
ぎん
)
ずるの日も来たらん。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“王”で始まる語句
王
王子
王様
王女
王羲之
王樣
王妃
王者
王仁
王命婦