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玉梓
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たまづさ
ふりがな文庫
“
玉梓
(
たまづさ
)” の例文
又た
義実
(
よしざね
)
が自白の
言
(
ことば
)
に「かくてかの
玉梓
(
たまづさ
)
が。うらみはこゝに
※
(
あきた
)
らず。八房の犬と
生
(
なり
)
かはりて。伏姫を
将
(
ゐ
)
て。
深山辺
(
みやまべ
)
に。隠れて親に物を思はせ。」
云々
(
しか/″\
)
。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
玉梓
(
たまづさ
)
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
さにづらふ 君が
御言
(
みこと
)
と
玉梓
(
たまづさ
)
の 使も來ねば 思ひやむ わが身一つぞ ちはやぶる 神にもな
負
(
おほ
)
せ
卜部
(
うらべ
)
坐
(
ま
)
せ 龜もな燒きそ
戀
(
こほ
)
しくに いたきわが身ぞ いちじろく 身にしみとほり むらぎもの 心くだけて 死なむ命 俄かになりぬ いまさらに 君か
我
(
あ
)
を
伊勢物語など
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
彼は
玉梓
(
たまづさ
)
の悪霊を代表すると共に、仏説の
所謂
(
いはゆる
)
凡悩
(
ぼんなう
)
なるものを代表せり、この凡悩の人間に
纏夤
(
てんいん
)
するの実象を縮めて、之を伏姫と呼べる清浄無垢の女姫に加へたり。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
八房の前世は、彼の
金碗孝吉
(
かなまりたかよし
)
に誅せられたる奸婦
玉梓
(
たまづさ
)
なり。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
梓
漢検準1級
部首:⽊
11画
“玉”で始まる語句
玉
玉蜀黍
玉葱
玉鬘
玉章
玉菜
玉璽
玉藻
玉簾
玉垣