“玉垂”の読み方と例文
読み方割合
たまだれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乃公おれが入って行った時涙を出していた。多分泣いていたのだろう。それとも栄太楼えいたろう玉垂たまだれでも喰べていたのか知れない。喰べるといえば奥さんは間食あいだぐいをする人だ。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
敷妙しきたへ袖交そでかへしきみ玉垂たまだれのをちぎぬまたはめやも 〔巻二・一九五〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)