トップ
>
牛耳
>
ぎうじ
ふりがな文庫
“
牛耳
(
ぎうじ
)” の例文
さう云ふ次第だから創作上の話になると——と云ふより文壇に関係した話になると、
勢
(
いきほひ
)
何時も我々の中では、久米が
牛耳
(
ぎうじ
)
を執る形があつた。
あの頃の自分の事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「何も顏を赤くしないだツていいぢやアないか?——三枚目ぐらゐのところぢやア、
牛耳
(
ぎうじ
)
が取れるかも知れないぜ。」
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
水谷氏
(
みづたにし
)
は
非常
(
ひじやう
)
に
兒島家
(
こじまけ
)
の
好意
(
かうい
)
を
喜
(
よろこ
)
び、
一人
(
いちにん
)
の
以
(
もつ
)
て
此聖跡
(
このせいせき
)
を
荒
(
あ
)
らすべきで
無
(
な
)
いとして、
斯道
(
しだう
)
のオーソリチーたる
坪井博士
(
つぼゐはかせ
)
、それから
華族人類學會
(
くわぞくじんるゐがくくわい
)
の
牛耳
(
ぎうじ
)
を
執
(
と
)
らるゝ
二絛公爵
(
にでうこうしやく
)
に
通知
(
つうち
)
し
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
“牛耳”の意味
《名詞》
牛耳(ぎゅうじ)
牛の耳。
(出典:Wiktionary)
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
“牛”で始まる語句
牛
牛蒡
牛込
牛車
牛乳
牛酪
牛頭
牛肉
牛馬
牛乳屋