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爪端
ふりがな文庫
“爪端”の読み方と例文
読み方
割合
つまさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまさき
(逆引き)
結び目を解く
錐
(
きり
)
のような
爪端
(
つまさき
)
のそったものであった。桑は心でひどく
悦
(
よろこ
)
んだ。翌晩になって蓮香もこないので、桑はかの履を出して女のことを思いながら
弄
(
いじ
)
った。すると李は飄然と来た。
蓮香
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
まず最初に
容貌
(
かおだち
)
を視て、次に
衣服
(
なり
)
を視て、帯を視て
爪端
(
つまさき
)
を視て、行過ぎてからズーと
後姿
(
うしろつき
)
を一
瞥
(
べつ
)
して、また帯を視て髪を視て、その跡でチョイとお勢を横目で視て、そして澄ましてしまう。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
呀
(
あ
)
ツと思はず聲を出した時、かの聲無き葬列は
礑
(
はた
)
と進行を止めて居た、そして棺を擔いだ二人の前の方の男は左の足を
中有
(
ちう
)
に浮して居た。其
爪端
(
つまさき
)
の處に、彼の穢い女乞食が
摚
(
どう
)
と許り倒れて居た。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
爪端(つまさき)の例文をもっと
(5作品)
見る
爪
常用漢字
中学
部首:⽖
4画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
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爪
爪先
爪立
爪弾
爪尖
爪繰
爪牙
爪先上
爪紅
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検索の候補
片端爪
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二葉亭四迷
石川啄木
幸田露伴
田中貢太郎