“爛(ただれ)” の例文
絶えずキョトキョトして、そわそわして安んじないばかりか、心に爛(ただれ)たところが有るから何でもないことで妻に角立(かどだ)った言葉を使うことがある。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
両腋を抱いて、抱起した、その色は、火の皮の膨れた上に、爛(ただれ)が紫の皺を、波打って、動いたのである。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)